2018年12月31日
インターネットでは 『 Google 』 と 『 Bing 』 が有名ですが、検索エンジンはその他にもあります。
日本ではあまり知られていませんが、オランダの 『 Startpage (スタートページ)』 とロシアの 『 Yandex (ヤンデックス) 』 という検索エンジンを試してみました。
ロシアではヤンデックス社のナビゲーターがホンダ車とトヨタ車の一部に搭載されているようですが、日本では聞いたことがありません。
Google が Android にヤンデックス製アプリをインストールすることを禁止して、国際的な裁判になっていました。
塾の業務に関係した心理学の論文と Youtube に投稿されたテレビ番組を検索してみました。
テレビはほとんど見ないので ( 塾をしていて見られません )、世間で話題になっている番組について、たまに Youtube の投稿を見ることがあります。
検索結果の件数は、両方とも、グーグルにはかなわないようです。
とくにヤンデックスは、日本語にも対応していますが、漢字から日本よりも中国の情報を表示しました。
ただ、心理学論文もテレビ番組も、グーグルとビイングでは検索結果の上位に出てこないようなものが出てきて、なかなか面白いというかある意味便利です。
( 検索エンジンとウェッブブラウザーはすべて、過去の個人的検索結果を反映しないように設定してあります。)
興に乗って『 学友舎 高崎 』と検索してみました。
スタートページにはしっかりと表示されました。これならばとヤンデックスを試すと、残念ながら検索に引っかかりませんでした。
そして問題は、検索結果の1ページ目に『 学友舎関連の browse images 』という項目が表示され、なんとそこには、日本の若いグラビアモデルの水着写真ばかり並んでいました。
ちょっとこれはないだろうと思い、30分ほどどうしたものかと考えていましたが、フィードバック・ボタン ( Feedback ) がありましたので、どうにかしてくださいとお願いしてみました。
返信されてきたe-mailは次の様でした。
ヤンデックスからのメールには、『 あなたは英語で書いてきたが、あなたのホームページにはラテン文字で書かれた文がほとんどない。イメージもほとんどない。この現状ではどうしようもない 』という趣旨が書かれていました。
そう言われてしまえば、事実ですから致し方ありません。なんと返信するかしばらく考えていましたが、『 是非もない 』と返信しました。
結局、粘っても仕方ありませんので、左のようなメールを送り、返答のお礼を述べておきました。
でも、ホームページに載せられた心理学と生理学の論文へのリンクでも見たのでしょうか。先ほどもう一度『 学友舎 高崎 』と検索してみたら、『 学友舎関連の browse images 』がなくなり、同じ位置に、『 学友舎 高崎 』から検索されたビデオが載せられていました。
そこにはとりあえずグラビアモデルはいませんでした。
あした検索したらどうなるかはわかりませんが、ハンドルネーム『 プラトーン 』さん、少し気を使ってくれたのかもしれません。
まあ、image 検索ボタンを押すと、あいかわらずグラビアガールてんこ盛り状態ですが。ヤンデックスで学友舎を検索する酔狂はいないでしょうから、まあ、いいですかね。
スタートページは、検索者の検索情報を記録に残さないそうです。また、匿名ブラウズボタンがついています。
ヤンデックスは、ロシア語から英語への翻訳は、グーグルに負けてはいませんでした。
サイト翻訳もできますから、グーグルが遠慮して訳さない時は便利かもしれません。
日本語への翻訳は、グーグルと似たり寄ったりで、残念ながら役に立ちそうもありません。
ヤンデックスの翻訳機能は、ポルトガル語、スペイン語や東欧圏の言語も守備範囲です。
そのあたりの心理生理学的な研究は、アメリカとイギリス流のがちがちの『科学的方法』に縛られていないものがあります。発想が緩やかで豊かな研究があります。パブメド(米国立医学図書館のデータベース無料検索システム)に載っている、そちらの言語の論文を、試しに英語に機械翻訳してみようと思います。